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じゅんさいとは?

じゅんさいとは?

じゅんさいは、淡水に生息するハゴロモモ科(別名:ジュンサイ科)に属する多年生の水生植物で、スイレンなどと同じように水面に葉を浮かべます。じゅんさい沼は約80㎝~1mほどの深さで、沼底に根を張り、そこから茎を伸ばし、水面に楕円の葉を広げます。
じゅんさいは、東アジア、アフリカ、オーストラリアなどの温帯域に広く分布していますが、日本では古くから食用とされており、「万葉集」では沼縄(ヌナワ)として歌に詠まれています。しかし、現在では水質の悪化など環境の変化や土地開発などにより、既に絶滅した地域も増えてきました。このようなことから、近年、じゅんさいは日本料理で高級食材として珍重されています。
じゅんさいの収穫は、小舟に乗り、水中の新芽の部分をひとつひとつ手作業によって摘み取ります。選別も丁寧に手作業で行われ、粒が小さく、ヌメリが多い程価値が高いとされています。

■ じゅんさいの特徴

食用とされる若芽の部分は、多糖類が多く含まれた透明なゼリー質で覆われており、ツルツルとしたのど越しとプリプリの食感を楽しむことができます。
その高級感から「食べるエメラルド」とも称され、綺麗な水が育む、低カロリーでヘルシーな食材です。
じゅんさいを漢字で書くと「純菜」もしくは「蓴菜」、英語では「WaterShield」学名は「Brasenia schreberi」と表記されます。

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